顧客に送る手書きのダイレクトメールは、車販売の営業をスムーズに進めるうえでとても有効なワザの一つといえます。それは、メールやラインといったSNSでのやり取りが盛んになった今でも変わりません。
ここでは、手書きのダイレクトメールに盛り込むべきテーマ必須テーマや、顧客の購買意欲をくすぐるフレーズなどについてまとめています。車販売にかかわるうえで意識したい点についても触れていますので参考にしてみてください。
脱・社交辞令！顧客のニーズに応じて本音を書こう
手書きのダイレクトメールは、まずは顧客に【読んでもらい、興味を持ってもらうこと】が何よりも大きな狙いとなります。封書でのダイレクトメールは車関連に限らずとても多いですし、メールなどでも商品案内・展示会のお知らせといった内容のものも大量に届く時代。そんななかで”読まれる手書きのダイレクトメール”とするには、顧客が欲しいと感じている情報を簡潔かつストレートな文章で仕上げることが大切です。
まず、時候の挨拶文などは思い切って省略しましょう。何につけても〈時短〉が求められるご時世です。冒頭部分にこそ、顧客一人ひとりに適した内容の情報を持ってくるべきなのです。
手書きのダイレクトメールにぜひ使いたい！簡単文例集
手書きのダイレクトメールを作成する際に、知っておきたい書き方についてまとめました。
- 期間限定！お客様だけに新車（新入荷車）情報をいち早くお知らせします。
- ◎◎なお客様にぴったりのお車が入りました！
- ◎◎までなら税金がお得に！おまけに△△△もお付けします。
- ×××円分キャッシュバック！オイル交換のアフターサービス付き！
このような文例をいくつか覚えておくと、手書きのダイレクトメール作りがサクサク進みますよ。
情報力はマスト！顧客の気持ちをつかむ手書きダイレクトメールとは？
メールマガジンやホームページ上でも充分に情報発信はできます。ですが、手書きのダイレクトメールにおいては顧客に〈特別感〉を抱かせる内容にすることが可能なのです。この手書きのダイレクトメールの利点を活かすコツは、ずばり情報力。顧客の年代、家族構成、そしてライフステージは数年で大きく変化することが、しばしばあります。環境や年齢が変われば、車に求める条件や好みも同じく変わるものです。もっと突き詰めて考えると、顧客のニーズが変化したときが車のお勧めどきでもあるのです。日々の営業活動を通じて顧客の情報を小まめにチェックしておくと手書きのダイレクトメールを書く際には何よりも良い資料となります。そしてダイレクトメールによって、顧客の『欲しい』・『そろそろかな』という気持ちを高め、車への関心をより後押しできるのです。
同時に他社の車種や同系統の車の特徴を押さえておくことも、車の販売に携わるうえではマストな条件となります。手書きのダイレクトメールにおいても、他社製品との差やサービスの違いを顧客にしっかりと理解してもらうことは販売促進につながります。この点でもやはり情報力が重要。普段からさまざまなアンテナを張り巡らせて、集めた情報をいかに自社製品のアピールとして使うことができるかどうか、ということです。手書きのダイレクトメールの内容としては、燃費の良さや安全性、快適性さらに利便性などについて【他社製の車との比較】スタイルを用いると良いでしょう。
手書きのダイレクトメールは封書として顧客の手元に届き、顧客自身が開封して中身を確かめないといけないものです。この作業は、実は意外とハードルが高いので、封書の表書きやプリントする車、ちょっとしたメッセージなどにも工夫を凝らしたいところ。顧客が関心を寄せそうな話題の人気車やイベントの日時などを分かりやすく織り込む【ひと手間】が大切なのです。ちょっとしたアイデアやレイアウトが顧客に読まれるダイレクトメールのカギとなります。
もう、手書きダイレクトメールで悩まない！コツを知ればスラスラ書ける
手書きダイレクトメールは”手書きならでは”の良さ、そして難しさを知ったうえで書き進めると、意外なほど簡単に仕上がります。
そして使える文例をいつもストックしておくことも重要。その定型文の中に、顧客の好みやニーズの変化に合わせた車の情報をテンポ良く盛り込んでいくことを心がけることです。それができれば悩むことなく【読まれて、興味を持ってもらえる】ダイレクトメールが出来上がりますよ。
