この記事をお読みのあなたは、
身元保証書の提出を求められ、
保証人がいないか、
いるけど代行サービスの使用や代筆を
検討されているのではないでしょうか。
私自身、就職の際に身元保証書の
提出を行ったことがあります。
でもその当時、
実家が県外と遠方で、近くにお願いできる
親戚や友人はいませんでした。
自分で筆跡を変えて書いてしまおうか・・・
代筆してくれるサービスを使用してみようか
とも思いました。
ちょうどその時、同期で入社した子が
ある代筆代行サービスを使用し、
トラブルになっている事を
先輩から聞きました。
仕方なく親に電話で説明して書類を郵送し
会社にも遅れる旨を説明し・・・・
とにかくとても面倒でした。
その後、代行サービスを使用した子は
すぐに退社し、私は危険な選択をしなくて
良かったと心から思いました。
そしてタイミング良く
その話をしてくれた先輩に
心の中で感謝しました（笑）
もしあなたが同じようにお困りの場合、
この記事はきっとお役に立てる
と思いますので絶対に最後まで
読むことをお勧めします！
身元保証書が必要な場面
就職の時はもちろん、
- 学校入学
- ビザ取得
- 入院
- 介護施設
- 高齢者施設
の入所の際にも必要になることがあります。
それぞれで書式はもちろん、
契約内容なども異なりますので
よく内容を読むことが必要です。
ここでは主に就職時の身元保証書について
記載します。
身元保証書とは？
そもそも身元保証書とは
何のためにあるかご存知でしょうか。
身元保証書は、就職時に会社が
提出させるもので、社員としての適性を
身元保証人に保証させるために
必要となります。
また、入社後に会社に何かしらの
損害を与えた場合に、身元保証人にも
その損害を賠償させる契約になります。
身元保証人の条件は会社によって
様々ですが、きちんと収入があって
働いているのであれば
基本的には成立します。
しかし
会社への賠償などを背負わせる
リスクがあるので、
むやみにお願いできるものではありません。
親や配偶者（夫・妻）、兄弟などの
親族が一般的といえます。
身元保証書の提出を拒否する
ことは法律的には問題ありませんが、
過去にはこの身元保証書の提出を
拒否したことで、即解雇された事例もあります。
それだけ会社としては重要な書類
だということですね。
会社規定の書類は正式にきちんと
提出するのが得策といえます。
身元保証書の書き方
身元保証書は個人で勝手に
作ってはいけません。
それぞれの企業が求める形式に
従うようにしましょう。
中にはPDFやワードなど
データで渡される場合もありますが、
提出は紙で行うのが一般的です。
身元保証書の代筆はOKなの？
保証人のケガや病気など
やむを得ない事情がある場合
（保証人の許可を得ている場合）
を除き、違法の可能性があります。
代筆は有印私文書偽造で
訴えられる可能性があり、
有罪の場合は3か月以上5年以下の
懲役を受けることになります。
現在では身元保証代行や、
身元保証書の代筆を行う業者も
たくさんありますが、
そういった業者を使用してしまった場合
一切責任をとってくれないことがほとんどです。
お金を払って代筆してもらったのに
罪まで背負うことになるリスクが
あることを理解しておきましょう。
会社によっては身元保証書と同時に
印鑑証明の提出が必要な会社や
身元保証書に記載された保証人に
確認の連絡を入れる会社、
身元保証人が2人以上必要な企業も存在します。
金融機関などの多くのお金を扱う職業や
タクシー運転手のように
お金の扱いを個人に任せる職業などは
身元保証の規定が厳しい
傾向があります。
もし代筆や代行サービスを使用したことが
ばれると、訴訟まではいかなくとも
あなたの印象が悪くなることは
間違いありませんので十分気を付けましょう。
ちなみに弊社は、文書偽造にあたる
可能性のあるご依頼は、いかなる場合でも
お断りさせて頂いております。
弊社の為でもありますが、依頼された方にも
大きなリスクがあることを
ご理解頂きたいと思いますし、
お客様のこれからの人生を
大切にしたいと思っているからです。
身元保証人を依頼する為の手紙や
引き受けてくれた方への感謝の手紙
などは喜んで代筆させて頂きます。
手書きの手紙を添えることで、
あなたの誠実さが伝わり、
身元保証人になってくれる可能性が
高くなると思います。
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
