
6月(水無月)といえば、
梅雨の時季ですね。
今年はまだ梅雨入りの発表がされていないようですが、
雨の日が多くなってくると
ジメジメした日が続きますが、
頑張っていきましょう^^
数年前は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため
全国の各地域で緊急事態宣言や警報が発令されていましたが、
今では行動制限もなくなり、
マスクをし続ける場面も大幅に減り、
過ごしやすくなったかたが多いのではないでしょうか?^^
完全にコロナが世の中から消えたわけではないですが、
過ごしやすい日が続くことを引き続き祈りたいと思います。
さて6月に、当店が関わることが多い
イベントといえば父の日です。
よく「ジューンブライド」なので、
6月は結婚式需要が多いんですか?
と聞かれることもあるのですが、
日本は6月が梅雨ということもあり、
そこまで結婚式が盛んな月ではございません。
なので、どちらかというと、
結婚式の招待状の宛名代筆や、
披露宴で配るメッセージカードの
手書き代行は、他の月に比べ少なくなります^^;
当店で6月にいただくご依頼としては、
父の日に関して、
来店等を促すDMの代筆代行が増えてきます。
ダイレクトメールは
発送する側が意外と気付かない事ですが、
お客様の手元には、
何通、何十通とセールスレターが届いています。
しかし、
多種多様な企業から届く、
大量のDMのなかに、
一言でも手書きのメッセージが入っていると
もらった側は嬉しいものですよね^^
父の日は業種的にあまり関係がない
というお客様の場合は、
7月に送る暑中見舞いに向けて、
文面の検討に入る時期でもあります。
さて、本ページでは、
ビジネスでもプライベートでも使える
6月に最適な時候の挨拶
(季語・書き出し・結び文)を
ご紹介させていただきます。
かしこまったお手紙
改まった場面では、
漢語調の季語言葉がオススメです。
- 6月上旬
初夏 青葉 入梅 桜桃 梅雨 - 6月中旬
長雨 空梅雨 五月雨 梅雨寒 梅雨晴れ - 6月下旬
向暑 向夏 梅雨明け - 6月22日ごろ~7月7日ごろ
夏至
といった言葉の後に、
- 「~の候」
- 「~の折」
- 「~のみぎり」
を繋げて使用します。
その後、ビジネスで多いパターンとしては、
- 貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
- 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 貴社ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
- 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
- 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 皆様お元気でご活躍のことと拝察いたします。
といった繁栄を祝福する
挨拶(言葉)を繋げます。
「五月雨(さみだれ)」の
文字だけを見ると、「五月(ごがつ)」
と思ってしまいがちですが、
五月雨(さみだれ)は、
【梅雨の雨】という意味があるので、
6月に使う時候の挨拶として、
問題ないのでご安心ください^^
6月中旬の使用例としては、
「長雨の候、貴社ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。」
といった感じで時候の挨拶の完成です。
一言で梅雨といっても、
全国各地で天気はバラバラですよね。
なので、送り先の天候に合わせて、
- 「長雨(ながあめ)」
→長い間降り続いている雨のとき - 「空梅雨(からつゆ)」
→梅雨なのに雨が少ないとき - 「梅雨寒(つゆざむ)」
→雨で肌寒い日が多いとき - 「梅雨晴れ(つゆばれ)」
→梅雨明け前に晴れ間があったとき
など、場所場所に合わせた
適切な言葉を選びましょう^^
親しいかたへのお手紙
ある程度フランクな関係の相手様であれば、
「~の候」と始まってしまうと、
ちょっと堅苦しい感じがするので、
下記のような口語調の
時候の挨拶がおすすめです。
具体的な時期のルールはないので、
気温や気候に合わせて
適切な表現を選びます。
一般的な書き出しの例としては、
- すがすがしい初夏の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
- いよいよ田植えの時期となりましたが、お変わりございませんか。
- 梅雨冷えが肌寒い季節ですが、お風邪など召していらっしゃらないでしょうか。
- 季節が逆もどりしたような梅雨寒が続きますが、お元気にお過ごしですか。
- 梅雨の晴れ間が恋しい日が続いておりますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
- 梅雨明けも間近になりましたが、皆さんお元気ですか。
- 暑さが日ごとに増してまいりましたが、お変わりございませんか。
といったような
6月らしい季節の挨拶文書いてから
本文を書くことがオススメです。
そして本文を書いたあとは、
最後に結びの言葉ですね。
6月に最適な結びの言葉
結びの挨拶は、相手様の
健康や幸せを祈ったり
繁栄や活躍を祈ったり
相手のかたを想う気持ちを伝える
大事な部分です。
一般的な例としては、
- 季節の変わり目ですが、くれぐれもご自愛ください。
- 梅雨冷えの肌寒い日もありますが、くれぐれもお体を大切にしてください。
- ますます暑い季節に向かいますが、お体にはお気を付けください。
- 梅雨で運動不足になりがちですが、お互い元気に過ごしましょう。
- 長雨の季節でもありますが、皆様お風邪など召しませぬようお気を付けください。
- 五月晴れの空のように、皆様のお気持ちが晴れやかでありますようお祈り申し上げます。
- 夏本番まであとわずか、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- 今年も半年が過ぎましたが、残り半分悔いの無いよう精一杯頑張りましょう。
といった言葉が6月に使いやすい例です。
他にも
送り先が梅雨のない北海道の場合など、
年中通して使いやすい
季節を問わず年中使える結びの挨拶言葉のページ
もございますので、
よろしければ
そちらも参考にしてみてください^^
月別目次
- 1月・睦月(むつき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 2月・如月(きさらぎ)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 3月・弥生(やよい)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 4月・卯月(うづき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 5月・皐月(さつき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 6月・水無月(みなづき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 7月・文月(ふみづき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 8月・葉月(はづき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 9月・長月(ながつき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 10月・神無月(かんなづき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 11月・霜月(しもつき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例
- 12月・師走(しわす)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例