9月・長月(ながつき)に最適な時候の挨拶、季節の挨拶例

9月(長月)といえば、
敬老の日の季節ですね。

また、9月から年末にかけては、
結婚式シーズンのピークであり、
企業様においても決算セールや秋冬キャンペーンなど
販促イベントが活発化する時期です。

そのため当店でも、DMやメッセージカード、招待状などの
代筆依頼を多くいただいております。

ご存知のとおり、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で
結婚式や大規模イベントが大幅に制限され、
来店を促すセールやキャンペーンも縮小を余儀なくされていました。

しかし、2023年に感染症法上の位置づけが5類へと移行して以降、
人々の移動や交流が一気に活発になり、
2024年から2025年にかけては、
リアルな集客施策や顧客との直接的なコミュニケーションが
再び大きく回復しています。

実際に、DMや案内状、さらには結婚式関連のメッセージカードを
受け取る機会が増えたと感じている方も
多いのではないでしょうか。

かつて行動制限下で停滞していた「手紙」や「手書き」の需要は、
現在ではむしろ「特別感」や「心のこもった証」として
以前以上に注目を集めています。

リアル営業や訪問が容易になった今だからこそ、
ぜひプラスアルファの価値として
「手書きのお手紙」や「手書きのメッセージカード」を
ご活用いただければ幸いです。

さて、本ページでは、
ビジネスでもプライベートでも使える

9月に最適な時候の挨拶
(季語・書き出し・結び文)を
ご紹介させていただきます。

驚きの激安価格 手書きロボット代筆始めました

かしこまったお手紙

改まった場面では、
漢語調の季語言葉がオススメです。

  • 9月上旬
    初秋 新秋 新涼 孟秋 早秋 涼風 清涼 爽秋
  • 9月中旬
    秋分 白露 野分 秋晴 秋桜
  • 9月下旬
    秋冷 良夜
  • 9月7日ごろ~10月7日ごろ
    仲秋
  • 9月中旬~10月上旬
    秋雨 秋冷

といった言葉の後に、

  • 「~の候」
  • 「~の折」
  • 「~のみぎり」

を繋げて使用します。

その後、ビジネスで多いパターンとしては、

  • 貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
  • 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 貴社ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
  • 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  • 皆様お元気でご活躍のことと拝察いたします。

といった繁栄を祝福する
挨拶(言葉)を繋げます。

9月中旬の使用例としては、
「秋分の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。」
といった感じで時候の挨拶の完成です。

親しいかたへのお手紙

ある程度フランクな関係の相手様であれば、
「~の候」と始まってしまうと、

ちょっと堅苦しい感じがするので、
下記のような口語調の
時候の挨拶がおすすめです。

具体的な時期のルールはないので、
気温や気候に合わせて
適切な表現を選びます。

  • 朝の空気に初秋の気配が感じられる頃となりました。
  • 朝夕はめっきり過ごしやすくなりました。
  • 鈴虫の音が美しく、過ごしやすくなりましたが、お変わりございませんか。
  • マラソン大会が徐々に増えだす、スポーツの秋が到来です。
  • 秋気いよいよ増す頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 秋暑なお厳しい毎日ですが、お風邪など召していらっしゃらないでしょうか。
  • 朝夕はめっきり涼しくなりましたが、お風邪など召していらっしゃらないでしょうか。
  • とても楽しみな、味覚の秋となりました。
  • 毎年楽しみにしている、秋刀魚が美味しい季節となりました。
  • すがすがしい秋晴れが続いております。
  • 我が家の周りでは、秋祭りの太鼓の音が聞こえております。
  • 九月になってもまだ残暑が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
  • 毎年訪れる軒下の燕が帰りじたくを始めました。

といったような
9月らしい季節の挨拶文書いてから
本文を書くことがオススメです。

一般的な書き出しの例としては、

そして本文を書いたあとは、
最後に結びの言葉ですね。

9月に最適な結びの言葉

結びの挨拶は、相手様の
健康や幸せを祈ったり
繁栄や活躍を祈ったり

相手のかたを想う気持ちを伝える
大事な部分です。

一般的な例としては、

  • 朝夕冷え込んでまいりますので、くれぐれも体にはお気をつけください。
  • まだしばらく残暑が続くようですが、ご自愛くださいませ。
  • 残暑なお厳しき折、どうかご自愛ください。
  • 心落ちつく秋風が心地よい季節となりました。皆様お健やかにお過ごしください。
  • 新秋の折、この秋の豊かな実りをお祈りいたしております。
  • 近づく台風の被害に見舞われませんよう、ご家族皆様の安全を心から祈っています。
  • 夏バテは秋に出るとも申しますので、体にはくれぐれもお気をつけください。

といった言葉が9月に使いやすい例です。

他にも年中通して使いやすい
季節を問わず年中使える結びの挨拶言葉のページ
もございますので、

よろしければ
そちらも参考にしてみてください^^

月別目次